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最高裁平成25年9月13日判決

2013年9月17日 火曜日

債務整理の相談の中で,相談者が負っている債務が相続により承継した債務であることがあります。また,主たる債務を保証人が相続し,保証人としての地位と主たる債務者の地位が併存することもあります。

最高裁平成25年9月13日第2小法廷判決は,保証人が主債務を相続した上で,保証債務を弁済した場合に,当該弁済が主債務者による承認として主債務の消滅時効が中断するかどうかが争われた事件です。最高裁は以下のように判示しました。

①主債務者を相続した保証人は,保証人としての地位に併せて,包括的に承継した主債務者としての地位も兼ねるので,主債務について債務者として承認し得る立場にある。

②保証債務の弁済は主債務が存在していることを当然の前提とし,債務の弁済が債務の承認を表示するものにほかならない。

したがって,主債務者兼保証人の地位にある者が主債務を相続したことを知りながらした弁済は,保証債務の弁済であっても,債権者に対し,併せて負担している主債務の承認を表示することを包含する。

③保証人が主債務を相続したことを知りながら保証債務の弁済をした場合,当該弁済は主債務者による承認として主債務の消滅事故を中断する効力を有する。


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