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過払い利息の充当

2013年4月11日 木曜日

過払金返還請求に関しては,最高裁判決によって実務上,解決された争点が多くあります。しかし,まだ実務上解決されていない争点も残っています。

 

過払金返還請求権は,民法703条の不当利得返還請求権です。利得者が悪意の場合は,民法704条の利息を付した上で,利得を返還しなければなりません。

過払金返還請求において,民法704条の利息が,新たな借入金に充当されるのか,新たな借入金には充当されずに積み上がるのかについて,最高裁判決はなく,一部の貸金業者が充当について争ってくることがありました。そして,裁判官によっては,民法704条の利息を新たな借入金債務に充当せずに積み上がると判断することがありました。

 

最高裁平成25年4月11日第1小法廷判決は,この充当関係について以下のように,判示しました。

過払金充当合意を含む基本契約に基づく継続的な金銭消費貸借取引においては,過払金について発生した法定利息を過払金とは別途清算するというのが,当事者の合理的な意思であるとは解し難い。

そうすると,継続的な金銭消費貸借取引に係る基本契約が過払金充当合意を含むものである場合においては,過払金について発生した法定利息の充当につき別段の合意があると評価できるような特段の事情がない限り,まず当該法定利息を新たな借入金債務に充当し,次いで過払金を新たな借入金債務の残額に充当すべきものと解するのが相当である。

 


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